振り返ってみれば、結果として無難な人生を歩んできてしまった。
良くあるパターンだが、中学生までは優等生だった。
高校に進学して、とある女性にうつつをぬかし、ドロップアウトした。
高校を卒業してから受験勉強をはじめ2年勉強して大学へ。
某資格試験を志すも挫折、成り行きで就職。
いわゆる、正社員、終身雇用、年功制の会社だった。
就職1年目で早くも恋愛結婚。
その後、転職を考え、就職試験を受けるも最終面接で落とされ、残留。
そうこうしているうちに、3人の子宝に恵まれる。
妻を含め、4人の扶養家族、住宅ローンもあり、転職は断念。
その後、住宅ローンはめでたく完済。
3人の子どもも、それぞれ、大学を卒業し、就職し、結婚。
同じ会社でサラリーマン生活を36年間勤め上げ、円満卒業。
結果として、典型的な安定志向のサラリーマン生活を送ってしまった。
もちろん、それぞれの時期にいろいろなエピソード、紆余曲折はあったがここでは割愛。
一応、日本経済の一翼を担ったという自負はある。
それにしても、おおむね平和な会社人生だった。
現在、60歳。
人生100年時代、残りの人生をどう生きるのか?
それが当面の課題。