人は、無から有を生む。
人間の労働が付加価値を生むのだ。
何かを創造するという作業は、人間の本能的な欲求であるように思う。
無から有を生む一方で、人は資源やエネルギーを消費している。
しかし、人は消費する以上の付加価値を生産しているため、社会全体の経済価値は常に増加をしている。
自由市場資本主義においては、「成長」こそが唯一の絶対の価値観となっている。
それはブレーキが利かず際限なく増殖する癌細胞のようだ。
際限のない成長は、いつか破たんすることが判ってはいるが、破たんするまで誰にも止められない。