人は生まれてから大人になるまで、ずっと『数字』に支配されて生きているように見える。
学校においては、成績の点数、遅刻の回数、成績表、順位などなど。
就職してからは、仕事のノルマ、収入金額、税率、株価為替の動向、決算書などなど。
人は数値化できるものにしか興味を示さない。
言い方を変えると、インセンティブの奴隷とも言えるだろう。
心地よさや感動は数値化できないが、人間にとっては必要不可欠なものだ。
しかし、それすら『いいね』の数が多くないと安心できないのかもしれない。
人は数字という呪縛から解き放たれることはあるのだろうか。