総選挙のドタバタや世界の外交のやりとりを見ていると人間というのは愚かな生き物だな、と感じてしまう。
みんなが、世の中を良くしようとしているのに集団になると利己的になるのはなぜだろう。
民主主義も資本主義も社会主義も、不完全なシステムだ。
国家の利害や命運を左右する問題の最終的な決断を無責任な大衆の多数決や権力者という不完全な個人に依存することの危うさはどうだろう。
近年、そんな国際情勢をたくさん見てきたような気がする。
ブリグジット、アメリカの大統領選挙、核の脅威、環境問題などなど。
こうした世界や国家が直面する危機的問題は、いまのシステムでは解決しそうにない。
これらを解決するための、もっといい方法、それはAI(artificial intelligence)ではないかと思う。
限られた国家予算を何に振り分けるのか?
税率をどれだけにし、税金をどこからとるのか?
あらゆるデータをインプットし、分析、シミュレーションをし、最適な方法を決定するためのシステムをAIで作ることは可能である様に思う。
そのためのコストは、劇的に下がっている。
AIは、「神になる可能性」すら秘めているように思う。