医者は儲かる商売らしいというのは、周知の事実だが、実際の数字を調べてみた。
(以下の数字は、大雑把ではあるがインターネットで簡単に検索ができる。)
平成26年度、日本の年間医療費が40兆円を超えたというニュース報道があった。
ちなみに、平成27年度の国家の一般会計予算は、約96兆円。国防予算は約5兆円である。
年間医療費総額を日本の人口で割ると400000億÷1.27億=約31万5千円。
国民一人当たり、毎月26,200円になる計算だ。
日本の医師の人数は、平成26年の統計では、311千人。
医師一人当たりの医療費は、400000億÷0.00311億人=1億2860万円。
医師一人当たりの日本の人口は、1.27億÷0.00311億人=408人。
つまり、医師一人当たりの年間平均売上は1億2860万円。医師一人当たりの平均顧客は408人というわけだ。
医師一人当たりの毎月の平均売上は1000万円を超える。
これが、日本の医療費実態だが、これほど医療費が高騰するからくりは、検査と薬ではないかと思っている。
検査と投薬は、医師が直接手を下さなくても売上増加に貢献するからだ
レントゲン、CT、MRI、などのもろもろの検査、癌の治療薬などの高額な薬、などが医療費を押し上げているのだ。
今後、移植治療、遺伝子治療などの技術が進み、平均寿命が伸びればさらに医療費は膨れ上がるだろう。
人生100年時代というが、医療費の高騰をどこまで健康保険で容認できるだろうか。
間違いなく、金持ちほど長生きができる時代がそこまで来ている。