保育園で「読み聞かせ」のボランティアを体験した。
といってもたいした話ではない。カミさんが毎月通っている読み聞かせボランティアについていったのだ。
30人くらいの園児の前で絵本を読んだ。
かつて、自分の子どもには毎日絵本の読み聞かせをしていたが、25年以上も前の話である。
たくさんの子どもの前で読むのは初体験である。
最初はカミさんが絵本を読むのを見ていたが、予想以上に子どもたちが集中して聴いていることに驚いた。
読み聞かせを聴いている子どもたちを見ていると、外部からの刺激を貪欲に吸収しようとする意欲を感じる。
読み手と聴き手が、程よい掛け合いをしながら、楽しい時間が流れていく。
その後、カミさんからバトンタッチ。読み手が変わると子どもたちの集中力はまた復活する。
初心者の読み手でも子どもたちは喜んでくれる。
やはり絵本は最強のアイテムである。
読み聞かせは、子どもにとっても大人にとっても、楽しく、効果的な教育方法なのだと再認識した。