バートランド・ラッセルの幸福論によると、幸福は待っていてもやってこない。
取りに行くものらしい。
『自分が望むものを数多く発見し、それを手に入れる』
『自分の能力では獲得できないものをきっぱり諦める』
『自分の欠点に無関心になることを学び、注意を外界の事物に集中する』
これらの行動様式は定年後の身の処し方の参考になる。
さらに、ラッセルは社会のありようにも言及している。
『社会と個人の幸福が一致しなければ本当の幸福は獲得できない』
『本当に個人が幸福になれる社会を作る』
つまり、核廃絶運動や平和運動を実践することにより、ラッセルはよりよい社会を作り出そうとしたのだ。
幸せになるには、それなりの知識と行動が必要だ。