若いころから、いろいろな音楽を聴いてきたが、いまだに、ずっと聴き続けているのは、ユーミンこと荒井由美こと松任谷由美である。
デビュー当時から、一世を風靡し、シンガーソングライター、ニューミュージックの女王としての地位を確立していった。
高校生の頃、わたしが、はじめて買ったLPはユーミンのファーストアルバム「ひこうき雲」だった。
10代のころの音楽体験の刷り込みは強烈だ。
その後、音楽を車の中で聴くようになったが、知らず知らずのうちに取捨選択をして、気に入った音楽しか聴かなくなる。
そして、ユーミンしか聴いていない自分に気がつく。
そうか、わたしはユーミンの音楽が好きで、一番心地よいのだ。
それから、ユーミンのCDを全部揃えてしまった。
ユーミンは、わたしより3歳年上。
ほぼ同年代であるにもかかわらず、ユーミンはいまだに現役のミュージシャンである。
ユーミンが目指す音楽、それは「エバーグリーン」だと聞いたことがある。
「エバーグリーン」の日本語訳は「常緑」、つまり「時を経ても色褪せない名曲」というニュアンスである。
あの歌唱力で、あれだけの楽曲、まさに「エバーグリーン」を作り出す。
やはり、ユーミンは天才だと思う。