毎年の恒例行事だが、今年も確定申告に行ってきた。
必要な書類を揃えて、税務署に赴くのだ。
昨年までは高松税務署の会議室に端末を並べて事務処理をしていたが、今年からはサンポートの会場に変更になった。
そのおかげで、無料だった駐車場が、有料の地下駐車場になった。
駐車場代は、来年の申告の必要経費に算入する予定だ。
最近はどこもかしこもキャッシュレスの時代である。
JRのSuica、イオンのWAONカード、コトデンのIrucaなどなど。
これほどキャッシュレスが進めば、確定申告ももっと簡単になるはずだが、なかなかそうはいかない。
一例を揚げれば、医療費控除の集計などはもっと簡便にできるはずだ。
病院の診療は、必ず保険証を使って受けるので、カードを使って支払いをし、マイナンバーカードと紐付すれば、1年分の個人の医療費の集計など簡単にできる。
領収証の束を電卓で集計する必要はなくなるのである。
売上や必要経費についても同様である。
経済的な取引、契約は、もはや現金を介して行う必要はないのである。
スマホやインターネットが普及し、キャッシュレス時代といいながら確定申告の手続きは、いまだに前近代的なやり方をしているように見える。
正確で公平で効率的な申告、納税は、日本の国益に資するように思うが、だれも真剣にその課題を解決しようとはしていない。
残念なことだ。