ayuminokuni’s diary

人生をよりよく生きるために

日本の教育

以前から、思っていることですが、日本の教育事情はお粗末そのものです。

少子化が進んでいるにもかかわらず、待機児童問題はなかなか解決しません。

高等教育の無償化も検討されていますが、実現する可能性は低いでしょう。

公教育の質が低下し、より良い教育を受けるのにお金がかかれば、お金持ちしか高等教育を受けられなくなります。

結果、貧困の世襲化が進み、社会の活力が無くなっていきます。

高齢者福祉の充実は、選挙対策にはなるかもしれませんが、日本の将来にとっては、あまりプラスにはなりません。

教育に投資し、将来の良き納税者をたくさん育てなければ日本の未来は暗いものになるでしょう。


かつて、我が家で実践した中学生の勉強方法を披露します。

わたしは、それを「ノート復習法」と呼んでいます。

勉強というのは、自学自習が基本です。
塾や家庭教師の弊害は、自学自習の習慣が身につかないことです。

仮に、一時的に塾や家庭教師で成績が上がっても、いつまでもは続きません。

そんな人は、高校に行っても、大学に行っても、社会に出ても、誰かの助けを借りないと勉強が出来なくなってしまいます。

いわゆる、「指示待ち人間」になってしまうのです。

「ノート復習法」は、とても効果のある学習法です。

1日1ページ毎日、何でもいいから、自分で考えた勉強をします。

覚えないといけない漢字や英単語でもいいし、教科書の丸写しでもいいのです。

何をするのかを自分で決めることが重要です。

そして、子どものモチベーションを高めるために、欄外に一言、親がコメントを書きます。
励ましの言葉や感想など、批判ではなく、肯定的な内容にします。

毎日のチェックにもなるし、親子の対話も生まれるでしょう。

ただ、大切なのは強要をしないということです。

勉強は、親のためにするのではなく、「ノート復習法」を実践することが、自分のためになるのだということをきちんと説明しましょう。

これを中学3年間続けると画期的な効果が出ます。

もっとも、安上がりで、効果的な学習方法です。

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