人類の文明が急速に発達した理由は、色々あるが概ね次のような理由が考えられる。
言語の獲得(意志の疎通)
農耕の発明(組織的な作業)
文字の発明(知識の蓄積)
富の蓄積(権力者の出現)
産業革命(人力以外の労働力の獲得)
コンピュータの発明(さらなる知識の蓄積)
インターネットの構築(知識の共有)
文明発達の成長曲線は二次曲線カーブを描いているが、ティッピングポイントとなったのは産業革命と2回の世界大戦、そしてインターネットの普及だったのだと思う。
世界は激変しているが、渦中にいると気づかない。
人類は、植物とプランクトンが1億年かけて蓄積した化石燃料を過去100年ほどで半分使い切った。
1億年÷100年÷2=50万年
人類は毎年50万年分の化石燃料を消費している計算になる。
毎年50万年分のエネルギーを使うことで、人類は今の生活を維持している。
過去の遺産を食いつぶす生活はどこかで破たんする。
化石燃料の枯渇が先か、地球温暖化による環境の激変が先かは判らないが、一刻も早く何らかの手を打つしかない。
しかし、民主主義は誰も責任を取らず、常に楽観的だ。