人は人生という限られた時間を何のために費やすのか?
昨年の12月に生まれた、生後10か月の孫の成長する過程を見て気がついた。
人は外界を確かめ理解することに多くの時間と労力を注いでいるらしいと。
世界、宇宙は現に存在しているが、それが何物なのかを人は確かめずにはいられないらしい。
未知の物を確かめようとする好奇心に突き動かされて行動しているように見える。
未知の解明こそがモチベーションであり、インセンティブなのだ。
そしてもう一つ。
他者とのコミュニケーションが加わる。
人は他者より知識を得る。
過去、人類が獲得した英知の蓄積を人はトレースする。
その行き着く先は、頂点を極めるしか道はないのだ。
理屈ではない。そこに山があると気付いてしまったからだ。
人によってルートや目指すべき山は違うかもしれないが、頂こそが唯一の希望であり終着点なのだろう。