最初の恋愛は命がけだった。
半世紀も前の話です。
今、振り返ってみても、なぜがそうなったのかはわかりません。
出会った瞬間、彼女を中心に世界が周りはじめた。
知るほどに、それは確信になっていった。
想い出すと、あの頃の感情が蘇って、胸が苦しくなる。
とりあえず、あの時、死ななくてよかった。
恋愛は至上ですが、人生にはもっと雑多な日常がたくさんあります。
恋愛は原色ですが、人生にはたわいのない色が混在しています。
何が刺さり、何を選択するかは、人それぞれ。
だから人生は面白い。