ayuminokuni’s diary

人生をよりよく生きるために

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

子どもの貧困

世の中が、全体としては豊かになってるような気がするが、近年、子どもの貧困が問題となっている。 団塊の世代は、ほとんどが現役を引退し、年金生活になった。また、高度な医療が普及し、平均寿命も延びている。結果的に、富の分配が高齢者に厚く、若年層に…

共感という名の連鎖

人の心には一体何が刺さるのだろうか? 時々、ブログが炎上したり、バイトテロの写真が物議を醸すことはあったが、所詮はどこかよその国の話と思っていた。 ところがである。 ごく身近なところで、何の変哲もない特定の写真がツイッターで大ブレイクしたのを…

エネルギーとは?

現在の文明を作り上げたもの、それは『エネルギー』なのだと思う。 エネルギーこそが経済そのものなのだ。 産業革命は、石炭というエネルギーを蒸気機関という動力に利用するところから始まった。内燃機関は、石油をというエネルギーを動力にしている。電気…

バドミントン

バドミントンをはじめて、かれこれ20年以上になる。 初めはごく軽い気持ちで、体力づくりのつもりで練習していたが、その後20年以上も続けることになるとは思ってもみなかった。 スポーツをした後の爽快感は何物にも代えがたい。 スポーツは、体力維持、スト…

認識とは?

人間の認識とは、「外界の情報を大脳皮質の内部に投影し、内部モデルを作ること」であるという。 幼少期の頃、家族と住んでいる町の近所が世界のすべてだった。 人は成長するにつれて世界が広がってゆく。 日本、世界、地球、太陽系、銀河系、宇宙全体へと。…

我々はどこへ行くのか

『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』ゴーギャンの代表作のタイトルです。 以前に東京国立近代美術館のゴーギャン展で実物を観ました。 この問いは、今でも時々わたしの頭をよぎります。 なぜなら、人類が自然の摂理を踏み外してよ…

自由に生きる

昨日のネットニュースの話題。 アメリカで高額の賞金が当たる人気の宝くじで、1人が手にする金額としては史上最高となる7億5870万ドルおよそ830億円の当選券が出たと発表されたらしいです。アメリカ、東部マサチューセッツ州に住む、病院勤務53歳の…

人類の行方

人類の文明が急速に発達した理由は、色々あるが概ね次のような理由が考えられる。 言語の獲得(意志の疎通)農耕の発明(組織的な作業)文字の発明(知識の蓄積)富の蓄積(権力者の出現)産業革命(人力以外の労働力の獲得)コンピュータの発明(さらなる知…

自由と平等

自由と平等の問題は、古くて新しい問題だ。 自由と平等は、ある意味二律背反なのだ。 自由を尊重すると不平等が生まれ、平等を尊重すると不自由になる。 言うまでもなく生物は弱肉強食によって進化してきた。強いて言えばそれは命を懸けた自由競争の世界であ…

歴史

過去の歴史を知れば知るほど、現在という時代が特異なものに思えてくる。 これほど多くの人々が、資源とエネルギーをふんだんに使い、快適な生活を謳歌した時代は過去にはなかったからだ。 反面、地域間格差、経済格差は拡大し、情報は瞬く間に世界を駆け巡…

なまえ

子どもの名前は、産まれてきた子どもに親が渡す最初の贈り物だ。 最近は簡単には読めないキラキラネームが多いらしい。 子どもの名前には、その子どもがどんな子どもに育って欲しいのかの親の想いが込められているのだろう。 人の名前というのは不思議なもの…

人生の目的

60歳で定年退職して、現役時代のしがらみとは違う人生を歩むことにした。 人生は、80年とも90年とも100年とも言われている。 後半の人生をどう生きるか? 第二の人生の目的を見つけるしかない。 もし、お金の問題を抜きにしたら、何をしたい?何に人生を懸け…

価値観

価値観は多様であるべきだろうか? 過去の歴史において、繁栄した多くの国家の価値観はおおむね統一されていたように思う。 特定の価値観こそが国家を形成するカギだからである。 それは支配者への忠誠だったり、宗教だったり、思想であったりしたのだろう。…

教育こそが世界を変える

世界を変えるのは教育だと思う。 教育にはいくつかの段階がある。 就学前教育、初等教育、中等教育、高等教育、成人教育。 大学の授業料の推移を見ればわかるが、昭和50年から平成17年くらいまでの間に教育のコストは劇的に高くなった。 しかし、その潮目は…

資産とは?

個人の資産には、有形資産と無形資産がある。 有形資産とは、言うまでもなくお金の金額で評価できる資産である。 一般的に、有形資産の量と幸福度には相関関係がある。お金持ちほど幸せなのだろうということは容易に想像できる。 ただし、ある一定の水準を超…

労働の価値

社会人になって働きはじめた頃、自分の働きは自分の給料に見合っているのだろうか?とよく考えた。 仕事の業種は金融だったが、金融は何物も生み出さない。お金を循環させることで手数料をもらうという発想はいかにも資本主義的だ。 当時の時代背景は、バブ…

サピエンス全史

「サピエンス全史」を読んだ。 ここ数年に読んだ本の中では一番示唆に富んだ本だったように思う。 人類がどこからきて、どこに行こうとしているのかを今までにないスケールで描いている。 単なる過去の歴史という視点以上に、今後の人類がどうなっていくのか…

こころの持ち様

物事に対する見方、とらえ方、こころの持ち様ひとつで状況は大きく変わる。 ストレスを快感に感じる人もいれば、苦痛に感じる人もいる。 レジャーランドの絶叫マシンは、お金払って長蛇の列に並んででも体験したい人もいれば、一部の人にとっては拷問の機械…

しあわせとは?

しあわせとは、何らかの欲望を満たすことだろうか? 現代においては、商業主義こそが欲望を作り出す。 本当は欲しくもないものを、みんなが欲しがっていると吹聴することで、欲しいと錯覚させ、需要を喚起しているのだ。 人々は、自己の内心ではなく、他人と…

価値観

人は自分の価値観でしか生きられない。 それは、それまで自分が生きてきた経験則に基づいて行動しているからだろう。 世界が激変している現代社会においては、その人が生きてきた過程で経験したことが年代によって異なっている。 戦争を経験した世代。戦後の…

家族

3人の子どもたちが大学進学を機に家を出て以来、卒業、就職、結婚といくつかのイベントはあったが3人とも完全に独立した生活を送っている。 妻に言わせると3人の子どもたちは「後ろを振り返らず、後顧の憂いなく」出て行ったという。 基本的に、子どもた…

無から有を生む

人は、無から有を生む。 人間の労働が付加価値を生むのだ。 何かを創造するという作業は、人間の本能的な欲求であるように思う。 無から有を生む一方で、人は資源やエネルギーを消費している。 しかし、人は消費する以上の付加価値を生産しているため、社会…

渇愛

仏教の教えによると、人の心は、何を経験しようとも「渇愛」によって応じようとするらしい。 人は不快なものを経験すると、それを取り除くことを渇愛する。 快いものを経験した時でさえ、その快さが持続し強まることを渇愛する。 いずれにしても人は満足しな…

最初の一歩

過去のスキル、リソースを活かして自分が解決できそうな問題とは何だろう? なぜそれを実現したいと思うのか? 今まで実現できなかったのはなぜか? 実現するため協力してくれそうな人は誰だろう? それを実現することによって誰が幸せになるのか? それはい…

歴史を学ぶことの意味

恒星や惑星の動きのような現象は物理学の法則で説明や予測ができる。 気象や台風の動きなども、多くの要素が絡んでいるが、スーパーコンピュータを駆使すればある程度予測が可能だろう。これは、こうしたシミュレーションが「一次のカオス系」だかららしい。…

必要な知識とは?

いまの資格試験は、ほとんどが択一形式の問題で、単に持っている知識を問うものです。 たくさんの知識を持っていることにどれほどの価値があるでしょうか? ほとんどの問題は、グーグルで解決できてしまうのです。 暗黙知(コツ、勘、ノウハウなど)と形式知…

ネットワークという求心力

単独の人間の力は、大自然の中では無力である。 しかし、人類は地球上の隅々にまで行き渡り、地球の環境を変えるまでに繁栄している。 その繁栄の仕方は、最近ニュースになった「ヒアリ」のようだ。 1ぴきでは弱い「ヒアリ」も集団になると他の種を凌駕する…

日本の教育

以前から、思っていることですが、日本の教育事情はお粗末そのものです。 少子化が進んでいるにもかかわらず、待機児童問題はなかなか解決しません。 高等教育の無償化も検討されていますが、実現する可能性は低いでしょう。 公教育の質が低下し、より良い教…

ボランティア

ボランティアのあるべき姿とは一体何だろう? 若いころから断続的にボランティアに関わってきた。 ボランティアが社会的に意義のある行為だということは疑いようがない。 問題は、需要と供給のアンマッチだったり、正当に評価されないことだ。 ボランティア…

メッセージ

伝えたいことはたくさんあるのに、本当に伝えたいことはいつも伝わらない。 想いは宙に彷徨い、空回りする。 メッセージは、共感という幻想をまとい拡散する。