ayuminokuni’s diary

人生をよりよく生きるために

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

人生の選択

人は教育によって人になる。 公教育や私学は大きな役割を担ってはいるが、一義的に義務を負うのは親である。 問題なのは短期間の間に世の中が激変していることだ。その速さは加速度を増しているように思う。 10年前まで、スマホは存在しなかった。現在、何ら…

1票の格差と民主主義

平成28年7月の参議院選挙でいわゆる1票の格差が最大で3.08倍だったことについて、最高裁判所は、「著しい不平等状態だったとはいえない」として、憲法に違反しないという判決を言い渡した。 平成25年の参議院選挙については、4.77倍という格差…

日本の医療

最近歯医者に通っている。いくつかの詰め物を治し、一通り治療は終わっているが次の予約を入れろという。なんでも歯茎が腫れていて歯周病になるといけないので1か月後に検査のために来いというのだ。このことをもって過剰診療とは言えないかもしれないが、…

希望の党

小池都知事の「希望の党」結党会見をリアルタイムでテレビで観た。 ひな壇に小池都知事以外のメンバーが待機する中、最後に「希望の党」代表の小池百合子氏が登場。 その直前に場内に希望の党のビデオが流れた。 なかなかよくできた示唆的な演出だった。 安…

目指すべきもの

人は人生という限られた時間を何のために費やすのか? 昨年の12月に生まれた、生後10か月の孫の成長する過程を見て気がついた。 人は外界を確かめ理解することに多くの時間と労力を注いでいるらしいと。 世界、宇宙は現に存在しているが、それが何物なのかを…

解散総選挙

衆議院が解散し、総選挙があるらしい。 言うまでもなく、選挙は民主主義の要である。 一般の国民が直接国政に関われる機会は投票の時しかない。 国政選挙というのは、国民の総意があれば合法的に革命を起こせる機会なのだ。 今の日本国民の総意とは何だろう…

国家とは

国連総会の場で国家元首たちの品位のない罵り合いが続いている。 もっとも尊重され、尊敬されるべき国家元首が世界の命運をもて遊ぶような言動を繰り返しているのだ。 人類が生まれて、小さなコミュニティが作られ、やがて国家が形成された。 国家が生まれた…

好奇心2

人が動物と異なり、人足り得る根源的な特徴は好奇心を持っているということだろう。 好奇心の強い人の特徴。 情報に敏感先入観を持たない新しもの好きポジティブ、行動力、集中力がある 何かを理解した時、更に新たな次の疑問が頭をもたげる。 次なる疑問を…

人の個性

人の個性は、その人のものだ。 世界にどれほどの人間が存在しようとも、その人の個性は唯一無二のものだ。 その一人一人が世界を解釈し、世界を構成している。 世界が存在していることは奇跡である。 人の存在もまた奇跡なのだろう。 世界をどう解釈し、世界…

愛とは

愛とは何かを知らなかった頃、愛とはどこかから与えられる無償のものだと思っていた。 第二次性徴と余計な知識が愛の本質を見えなくする。 性、嫉妬、打算、見栄、虚栄心。 愛とは幻想だ。 だからと言って、価値がないとは言わせない。 しかし、愛に殉じない…

エネルギー

世界には74億人以上もの人間がいるらしい。 限りある地球という資源を74億人の人々が分かち合っているのだ。 人間が生きていくうえで必要不可欠な資源はエネルギーだろう。 電気やガソリンは、空気のようにあって当たり前と思いがちだが、日本のエネルギー自…

天職

若いころから、天職とは何だろうと考えていた。 『人はパンのみにて生きるに非ず』 できれば、パンのためではない仕事をしたいと思っていた。 趣味と実益が両立出来るような仕事があれば最高だろう。 芸術家、アスリート、宗教家、政治家など、仕事が人生の…

数字という呪縛

人は生まれてから大人になるまで、ずっと『数字』に支配されて生きているように見える。 学校においては、成績の点数、遅刻の回数、成績表、順位などなど。 就職してからは、仕事のノルマ、収入金額、税率、株価為替の動向、決算書などなど。 人は数値化でき…

イノベーションの功罪

イノベーションは様々な所で起こるが、特筆すべきはコンピュータとインターネットだろう。 コンピュータとインターネットは、根底から世界を変えたのだと思う。 パーソナルコンピュータは、当初はマニアがゲームをするだけのおもちゃだった。インターネット…

幸せな人生

人生における幸せとは何だろうか? もちろん、何をもって幸せとするのかは個人の価値観によるのだろう。 家族に恵まれ、健康に恵まれ、仕事に恵まれ、お金に恵まれれば、幸せな人生が送れるだろう。 わたしがいつも考えるのは、幸せの先にある人生の意味であ…

日常という幸せ

最近は、カミさんが仕事をしているので、わたしが主夫をしている。 掃除をして、洗濯をして、夕食を作る。 家事作業というのは、意外に大変だ。 それなりの小さな結果は出るがお金はもらえない。 それほど工夫の余地もない。 しかし、人間の基本的な営みであ…

人生の選択

人生は選択の連続である。 過去の数限りない選択の結果が今の私を形成している。 いくつかの大きな決断はあったが、本当に大切なのは日々の忍耐強い精進という決断の積み重ねなのだと思う。 『継続は力なり』と言うが、日々『諦めない』という決断をしたから…

志あるところに道あり

人は、何を指針に生きてゆくのだろう。 五十にして天命を知るというが不惑にも程遠いように感じる。 自分の能力と知識と経験を武器に人生を切り拓く若者を見ていると羨ましさを感じる。 無謀な挑戦に思える若者の試みは、わたしが歳を取ったせいでそう感じる…

貧困の連鎖

世界の経済規模は拡大し世界全体は確実に豊かになった。しかし、人々の生活は豊かになったのだろうか? 所得の格差が拡大している。 格差が拡大する原因は、貧困の連鎖、貧困の世襲が起こるためだと思う。 人間は裕福になればなるほど他人に優しくなくなるの…

9月11日

世界はひとつしか存在していないのだろうか? それとも、個人の数だけ存在しているのか? ひとりひとりが世界を解釈しているが、その解釈は個人の数だけ存在する。 世界を思い通りに操れると考えている人もいれば、誰からも顧みられず孤独で世界を憎んでいる…

囚人のジレンマ

「囚人のジレンマ」というゲーム理論をご存じだろうか? 二人の囚人Aと囚人Bが共同で犯罪を犯し捕まった。犯行を自白させるため取り調べの警察官は以下のような条件を伝えた。 二人ともが黙秘した場合、懲役2年。二人ともが自白した場合、懲役5年。ひとり…

モチベーションとは

人間は社会的な動物である。 それゆえ、社会に対して何らかの働きかけ、活動をする。 その営みのモチベーションとは何だろうか? お金、仕事、名誉、信仰心、自己顕示欲、趣味、道楽、ボランティアなどなど。 お金が一番分かり易い価値観ではあるが、人は損…

教育とは?

教師が教師になった動機は何だろう? たぶん、自分が受けた教育の反面教師としての教育をしたいという動機が多いような気がする。自分が受けた教育がすばらしかったから、同じような教育をしたいと考える人は少ないのではないだろうか。 その理由は、社会、…

エネルギー

人類の文明が爆発的に発展した理由は、安価で莫大な量のエネルギーを手に入れたからだろう。 人類は、膨大なエネルギーを食料、移動輸送手段、製造機械、建築物などに変換することによって有り余る富を手に入れた。 更に、地球規模のネットワークを構築し、…

不倫

最近は政治家や芸能人の不倫報道が増えた様な気がする。 不倫は法律的には違法ではないが倫理的な謗りを受ける。 社会的に影響力のある人物は不倫の釈明をすることを求められるらしい。記者会見を見ていると一種のいじめのように感じる。他人の不幸は蜜の味…

全体主義の起源

NHKの番組、「100分 de 名著」では、ドイツの政治学者、ハンナ・アーレントの著作『全体主義の起原』を扱っている。第一回目の放送を観た。ハンナ・アーレントはユダヤ人の女性らしい。 恥ずかしながら『全体主義の起原』という著作については知らなかっ…

絶対的権力は絶対的に腐敗する

『絶対的権力は絶対的に腐敗する』 イギリスの思想家、ジョン・アクトンの言葉である。 政治も宗教も権力が集中するとろくなことがない。 北朝鮮も、中国も、安倍政権も、トランプ大統領も、イスラム過激派も、その根底にあるのは絶対的権力が持つ慢心、自己…

脆弱な世界

戦後の日本は、多少の紆余曲折はあったもののほぼ右肩上がりの経済成長を続けてきた。戦後72年も経てば、戦争を体験した世代は現役にはいなくなった。 海の向こうで、時々戦争やテロが起こっても、日本の上空をミサイルが飛んで行っても、それはテレビ中の遠…

日本の稲作

近所を散歩していると既に稲刈りが済んでいる田んぼが目に付いた。早稲のコシヒカリなどは毎年8月の終わりには稲刈りをする。 日本のお米の自給率は、ほぼ100パーセントを維持している。安い外米を輸入せず、国際相場の7倍ほどの値段の国産米を国民が食べ…

人生

最近、Dlifeで再放送されている『ER緊急救命室』を視聴している。 日本で最初に放送されたのは、NHKのBS2で1996年4月1日から2011年3月10日にかけてである。最初に放送された時、毎週、VHSビデオに録画をして観ていたのを思い出す。当時、海外ドラマシリーズ…