ayuminokuni’s diary

人生をよりよく生きるために

天職

「レンガ職人」という寓話がある。

ある人が、三人のレンガ職人に何をしているのですか?と尋ねた。
すると三人三様の答えが返ってきた。
1番目の職人は、「レンガを積んでいるんだよ」
2番目の職人は、「教会をつくっているんだよ」
3番目の職人は、「歴史の残る大聖堂をつくっているんだよ」

仕事には、3つの種類があるらしい。

1番目の職人は、生きる糧を得るための仕事をしている。
労働時間をお金に換える。すべてというわけではないと思うが、時給で賃金が支払われる仕事に多いかもしれない。充実感は低い。

2番目の職人は、キャリアを積むための仕事をしている。
仕事をすることにより、より高度な仕事をするためのスキル、能力を身につけ、社会貢献を目指す。上昇志向。

3番目の職人は、自分の仕事を天職と考えている
天職は、ある意味その人の人生そのものとも言える。社会、ひいては人類全体に貢献し、歴史を刻む。使命感を持って仕事に臨む。

面白いのは、どんな仕事であれ、その人の気持ちの持ちようで、天職となりえるというのだ。

この話を知って気付いたのは、わたしが求めていたもの、それは自分が天職と信じられる仕事だったのだ。

もっと早く気付けば、人生の回り道をせずにすんだかもしれない。

ただ、今回の気付きも含め、今の自分になるには過去の回り道がすべて必要だったようにも思う。

 

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