世界を変えるのは教育だと思う。
教育にはいくつかの段階がある。
大学の授業料の推移を見ればわかるが、昭和50年から平成17年くらいまでの間に教育のコストは劇的に高くなった。
しかし、その潮目はすでに変わってきているのじゃないかと思っている。
自学自習の習慣が身についた子どもにとっては、中等教育以上の知識はネットで身につけることが可能になっているからだ。
ネットはコストのかからない知識の宝庫である。
本当に必要かつ重要なのは、適切な就学前教育と初等教育だろう。
人生の早い段階で、非認知能力と基礎学力をしっかり身につければ、あとは何を学ぶべきかのベクトルを決めるだけである。
ただし、就学前教育と初等教育には人手とコストをかけなければならない。
人を育てるのは、人だからである。