ayuminokuni’s diary

人生をよりよく生きるために

人生

最近、Dlifeで再放送されている『ER緊急救命室』を視聴している。

日本で最初に放送されたのは、NHKのBS2で1996年4月1日から2011年3月10日にかけてである。
最初に放送された時、毎週、VHSビデオに録画をして観ていたのを思い出す。
当時、海外ドラマシリーズのクオリティの高さに驚愕したものだ。

病院の緊急救命室の話だから、当然、生と死が交錯する。
そこにはアメリカ社会の縮図が見え隠れする。
人種差別、貧困問題、ドラッグ、銃、エイズ、LGBT、医療過誤訴訟、などなど。

日本の日常生活の価値観とは違う世界がそこにはあった。

それでも、生身の人間が織りなす喜怒哀楽のドラマは、刺激的で多くの事を考えさせられた。

一般的に日常生活では死を意識することはほとんどない。
それでも誰の身にもいつか必ず訪れるのが死なのだ。

不老不死を願う人もいるだろうが、長く生きる事が目的の人生は意味がない。
所詮、人生は一炊の夢だ。
たとえどれほど長生きをしたとしても、満足することは決してないだろう。

人生については、より長く生きられたらと考えるよりは、与えられた命、時間をもっとうまく使えたらと考えるべきなのだろう。

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