ayuminokuni’s diary

人生をよりよく生きるために

全体主義の起源

NHKの番組、「100分 de 名著」では、ドイツの政治学者、ハンナ・アーレントの著作『全体主義の起原』を扱っている。
第一回目の放送を観た。
ハンナ・アーレントユダヤ人の女性らしい。

恥ずかしながら『全体主義の起原』という著作については知らなかった。

全体主義とは何だろう?
ナチススターリン、あるいは北朝鮮のような政治体制を指すのだろうか?
あまり肯定的な意味合いでは使われていないらしい。

個人は全体のために、全体は個人のために存在することが理想なのだろうが、政治体制や価値観はどちらかに大きく振れる傾向があるようだ。

個人を尊重すれば全体の秩序が乱れ、全体を尊重すれば個人の自由が損なわれるからだ。

現在のようにネットワークが張り巡らされた時代には、全体と個人に対する考え方も変遷してゆくだろう。

ネットワークをいかに活用するかが、より良い世界を構築するためのカギだろう。 

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