世界には74億人以上もの人間がいるらしい。
限りある地球という資源を74億人の人々が分かち合っているのだ。
人間が生きていくうえで必要不可欠な資源はエネルギーだろう。
電気やガソリンは、空気のようにあって当たり前と思いがちだが、日本のエネルギー自給率は6%しかない。
東日本大震災の前、20%だった日本のエネルギー自給率は、すべての原発が止まった影響で6%まで下がった。
つまり、日本の自前のエネルギーの70%が原発だったのだ。
さらに、日本の原油の備蓄量は197日分しかない。
何らかの有事が勃発し海外から輸入される原油の供給が止まると日本の国民生活は半年しか持たない。
もはや電気や車やネットのない生活は考えられない。
現在の文明社会は、化石燃料の恩恵なしには成り立たない脆弱な社会なのだと思う。