人は教育によって人になる。
公教育や私学は大きな役割を担ってはいるが、一義的に義務を負うのは親である。
問題なのは短期間の間に世の中が激変していることだ。その速さは加速度を増しているように思う。
10年前まで、スマホは存在しなかった。現在、何らかの形で、スマホに関わる仕事をしている人は膨大な人数になっているだろう。
親は往々にして自分の成功体験を子どもに押し付けるが、それが必ずしも今の時代に適合するとは限らない。
始末が悪いのは、その押し付けが子どものためだと親が固く信じていることだ。
子どもは、自分の人生を自分で選択しなくてはならない。
子どもが、自分の人生を自分で選択することは、生きていくうえでの大きな力となるだろう。
親は子どもの人生に最終的な責任を取れないのだから。